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意外と知らないッ?! 大阪の史跡・文化再発見!!

船場三社に奉納された算額顕彰碑(さんがくけんしょうひ)

大阪における私塾のルーツであり、幕末維新の近代日本を支えた、福田理軒。

2018年9月19日、大阪市中央区の坐摩神社難波神社御霊神社に、学校法人順天学園より、算額顕彰碑がご奉納され、除幕式が執り行われました。(※御霊神社にはレプリカがご奉納されています。)

この奉納には、大阪の私塾のルーツである福田理軒が大きく寄与しています。

 

福田理軒は、文化12年(1815年)大坂天満生まれ。9つ上の兄とともに数学を学び、兄の後を追うように、大坂船場の地に和算塾「順天堂塾」を開きました。

 

開塾後、理軒が天満宮に奉納した「算額」。(江戸時代の数学者たちは難問を思いつくと、それを絵馬に描き、「算額」として奉納していました。)

これに対し、当時、大阪一の数学者として呼び声高かった武田眞元が異議を申し立てたことにより、ひと騒動が起こります。この騒動の決着は、理軒に軍配が上がり、それ以後、「順天堂塾」は大坂一の数学塾へと成長を遂げていくのです。

 

維新後、新政府の仕事をするうちに、理軒は自ら開塾した「順天堂塾」を東京に移すこととなります。これが、のちの学校法人順天学園(私立順天中学校、高等学校)であり、180年以上経った現在でも、東京北区に現存しています。

 

奉納された算額顕彰碑は、順天学園創立180周年を記念したもので、理軒が開塾した地である船場の3つの神社に建立され、理軒が奉納した算額の問題が記されています。

 

秋晴れの空が広がるこの日、学校法人順天学園理事長渡辺孝藏氏、武庫川女子大学教授丸山健夫氏の参列のもと、坐摩神社および難波神社にて宮司による祈祷を受け、それぞれの碑のお披露目となりました。

坐間神社での様子

碑には、『「算額」に裏付けられた和算の普及が幕末維新の近代日本を支え、現在の我が国の発展に貢献したことは周知の事実である。(中略)歴史的な教育活動の一端を末永く記憶に留め、先人の功績を讃えたい』と記されています。

難波神社での様子

大坂の、ひいては、日本の発展に大きな役割を担った先人への敬意と感謝を、神社を訪れる多くの方々に伝え続けてくれることでしょう。

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