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意外と知らないッ?! 大阪の史跡・文化再発見!!

フォトジェニックな『かいだん』ばなし!!

こんなところに、こんな『かいだん』がッ!!

大阪の「上町台地」と聞けば 天王寺区というイメージがありますが、中央区もまた、上町台地の影響を受けているエリアです。その昔、上町台地の北の端は、淀川と大阪湾の接点となる場所で、京から淀川を下ってきて舟を降りる「八軒家浜」あたりだったと言われています。

 

その名残りが土佐堀通りから「北大江公園」へ上がる階段に残っています。(写真1)

北大江公園は四方よりこんもりと盛り上がっており、公園に入るには、他の3方からも階段で出入りします。(写真2)

写真1

写真2

大阪城公園の南地区も高台に位置し、西へ谷町筋に向けて下り坂となっています。「銅座公園」の東側(安堂寺町)あたりが南北に長く断崖になっており、谷町筋(西側)へ向けていくつもの長い階段がつい最近までありました。しかし、断崖沿いに次々と高層マンションが建ち並び、階段はその姿を消しつつあります。辛うじて、谷町五丁目より北側に3つの階段が残っています。(写真3・4・5)

写真3

写真4

写真5

谷町筋は上町台地の上に位置し、さらに西側へ、松屋町筋へ向けて下り坂となっています。谷町六丁目を少し南に下ったあたり右側(西側)に「観音坂」という「天王寺七坂」に通ずる趣のある「く」の字に曲がった緩やかな石畳の階段があります(写真6)。ここにはかつて「和勝院」というお寺があり、ご本尊が観音菩薩であったことからその名が付いたのだそうです。谷町筋から松屋町筋にかけていくつか下りの階段がいまも残っています(写真7・8)。

写真6

写真7

写真8

長堀通を挟んで、この辺りは南北にも高低差があり、地下鉄「松屋町」駅を上がってすぐ北側に、趣のある、かなり高低差のある長い階段が残っています(写真9)。ここは「榎木大明神」(写真10)や「直木三十五文学碑」がある場所です。

谷町筋から西へ松屋町筋に向けての下りは緩やかな階段は舗装されて、その姿を坂道に変えてきました。それも時の移り変わりと言えるのかもしれませんが、現存する道々の階段には、それぞれに生活の匂いが染みつき、未だに地元の人たちには欠かせない通り道であることには変わりはありません。